大太鼓祭り |
■祭りの起源
その由来は北秋田地方第一の歴史を持つ旧綴子村開村の鎌倉時代(1262以前)と伝えられております。山伏神楽の流れを組む「獅子踊」は、氏子である先祖農民の氏神に対する篤い信仰心により生まれ、伝来継承されたものと伝えられております。
■祭りの極意
大太鼓の大音響を天上の雷鳴に似せ、氏子の切なる協力一致の姿で真心を捧げ、天上の龍神も感応して雨を降らすという素朴な強い信仰心より発し、盛夏の神事として悪疫退散・厄難消除の祈りが込められております。
■祭典日
宵宮祭 7月14日
午後7時執行
午後8時より当番氏子奉納行事
例 祭 7月15日
午前11時執行
正午より当番氏子奉納行事
■徳川方と豊臣方
綴子本郷の上下2集落は当時の対抗勢力を模して、上町は葵の御紋をきざした徳川方(江戸以前は源氏)、下町は千成瓢箪の纏いを馬印とした豊臣方(江戸以前は平家)であり、それぞれ槍・弓矢・鋏箱等の道具持ち、露払い太夫、侍等100名程の行列を組みます。
■大太鼓
この大太鼓は形・音・重さ・鼓手(太鼓の叩き手)数等に於いて共に日本一と云われ、北秋田地方を代表する伝統郷土芸能となっております。
■奉納行事
7月14・15両日当番集落集合場所にて各々準備、時刻整列して出陣行列を組み笛太鼓の囃しと共に進み綴子神社社前に進みます。
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